キノピオ隊長とてってけてー

まずは表紙

進め!キノピオ隊長』が一段落つきました。

2014年6月E3にて発表されたこのゲーム。
一目見た瞬間あまりのかわいらしさに惚れちゃいました。
そしてその期待以上の幸せがぎゅぎゅっと濃縮されていたのです!

大雑把なあらすじ
 キノピオ隊長は冒険中、突如現れた大怪鳥ウインゴに
 お宝と仲間のキノピコを攫われてしまいました。
 リュックが重くて大変ですが、救出に向かいましょう。

散りばめられた仕掛けを解いてゴールに向かうという内容です。
特に印象的なのはその画作り。
柔らかい雰囲気で、
ステージはまるでおもちゃみたいなかわいらしさ。
登場するキャラクターもほのぼのと素朴で
ただ眺めているだけでも楽しいです。
まさかあのヘイホーにかわいいって感情が湧くなんて予想外でした。

夏らしく水辺でも……

さてさて、肝心なゲームについてですが、
丁寧な作りで難易度は基本優しめです。
難しいアクションは求められないので、
ゲーム下手な方も時間をかければきちんとクリアできると思います。
繊細な操作よりも、仕掛けや隠されたものに気付けるかどうかが大事。
だいぶゲーム下手な私も
全ステージで課題全種をクリアできました。
特に「チャレンジタイム」の設定が絶妙な匙加減でした。
余裕を感じなければ理不尽さも覚えない。
正々堂々とした答えがある。
さすがなバランスの良さ。

しかし単なるぬるま湯という訳ではなく、
難易度やや高めな面も存在。
ゲームが上手い人もそこそこ楽しめるのではないでしょうか。

特に、とあるステージが中々キツかったです。
ストーリーを進める上では遊ぶ必要はないものではあったのですが、
存在するならばやはりクリア印をつけたくなるのが人間。
でもあれ、ほのぼのを求めてやってきた人間にはちょっと乱暴、かも?
その分ゴールは中々の達成感と安堵感が得られるので、
あの長い道のりに挑戦した甲斐はあった気はします。
このステージに対してもう少ししっかりした練習ステージか、
もしくは中間ポイントの設置等の救済措置があれば
「はじめてのゲーム」として完璧なタイトルになれた気がする。
でも敢えてああいうの入ってる方が良いのかもしれませんね。
「花畑でのピクニックも楽しいが、今日は少し山に登る楽しさを知ってもらおう」
みたいな。
石壁は中々の歯応えでした。

とあるふしぎな図書館にて。スヤァ…

このゲームは1人でゆっくり遊ぶのも良いですが、
テレビの画面に映して複数人で一緒にわいわい遊ぶのがおすすめ。
特にamiiboキノピオを読み込むことで遊べるかくれんぼが面白い。
各ステージの何処かに隠れたドットキノピオを探すものです。
このゲームは中々盛り上がりました。
老若男女問わず楽しめると思います。
もし手に入りそうならセットで是非。

とってもキュートでほのぼの楽しいゲームでした。
癒やしを求める方々へ特にオススメしたいです。


こんなメルヘンな場面も……






以下、私が引っかかった部分へのちょっとしたヒントです。
文字を反転させたのでカーソルをドラッグしてどうぞ。
隊員さんたちのお役に立てればよいのですが。

敵がジャマな時
ゲームパッドで敵をタッチすると動きが止まります。
一点を押すのではなく、指先でくるくると少し広めに円を描くと
複数体同時に止められるし、一体を相手にする場合も安定します。

ラッカロード・マグマロード
・長い直線+加速パネル
スタート前に進行方向を真正面にきっちり合わせると楽です。
道筋がブレないよう動き出したらスティックから一旦指を離すのも有りかも。
・曲線、カーブ
こちらはスティックをぐりーっと倒す感じで。
ちょっとずつ倒すというやり方は曲がりにくかったです。

あの石造りの遺跡
スーパーツルハシの無敵時間を大切に。
配置が確定している階ではコイン掘り等に使わず
取ったら次の階へ走りましょう。これで次の階は楽々。
簡単な配置のステージを引けるかどうか、
ある程度は運も大事だと思いました。
やり直しにも時間が掛かるし、気楽にのんびり構えていきましょう……。